英検じゃないよ映検だよ。
株式会社キネマ旬報社より、映画雑誌「キネマ旬報」が創刊100年を迎えたことで、
一時休止していた「映画検定」を再び開催することを発表しました!
そこで今回は、映画検定とは何なのか?また、前回行われていた映画検定よりも、変更が加えられ受検しやすくなっているようで、
受検方法や難易度、合格した際の特典やメリットなどもまとめました!
映画検定って結局何なの?合格した際の特典やメリット

映画検定とは、4級~1級まで分けられており、
1級を取得するのが、一番難易度が高くなっているようです。
映画検定は、英語検定や漢字検定とは違い、趣味の民間資格です。
ですので、就職や転職に有利になる資格ではありません。
ですが、映画ライターや映画評論家、映画専門のWEBサイトを運営するのであれば、
持っていれば、映画についての知識の証明ができる事になるので、持っていて損はありませんね!
それぞれの特典ですが、下記にまとめられています。
全ての級の合格者に、「SNS映えにも絶好」というデジタル合格証を発行。また、「合格認定証」アイコンも贈られる。このアイコンはYahoo!映画のユーザーレビューページのYahoo!JAPANID/ニックネームの横、映画情報サイト「KINENOTE」のレビューIDに付与でき、「自身のレビュー格付けとして最適」としている。
1級や2級の合格者名は「キネマ旬報」本誌でも掲載されるほか、2019年で第13回を迎える「田辺・弁慶映画祭」に審査員として参加できる。また、1級受験者は、映画賞「キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に招待される。
「映画検定」開催に合わせて、イオンシネマ全劇場でプロモーションを展開。期間は7月12日から、1級合格者発表の2020年3月まで。全91劇場の幕間上映、イオンエンターテイメントマガジンでの告知のほか、3級以上の合格者はイオンシネマ全劇場の幕間上映で合格者名がスクリーンに映し出される。
映画検定の受験方法は?気になる難易度も
「Web受験メイン」「3、4級の受験期間は1か月間」「複数回受験可能」などの変更点があり、これによってこれまで会場に行くのが困難だった人も受験しやすくなり、受験日とのスケジュール調整が簡単になるなどリニューアルしたものとなっている。また、総合プロデューサーを「映画検定」1級の合格者であり映画評論家の松崎健夫が務めることとなった。
内容としては4級は「邦画・洋画を問わず、2015年以降に全国のシネコンで公開された映画が出題範囲」、3級は「邦画・洋画を問わず、ミニシアターで上映されるような作品を含む1980年代以降に公開された映画が出題範囲」、2級は「戦後に公開された映画全般が出題範囲」、1級は「映画の誕生から現代までの映画史を基に、あらゆる角度からの問題を出題」とされている。4~2級はすでに申込期間が始まっているが、1級は12月20日より申込受付がスタートする。
[試験日程]
4級:9月1日(火)~9月30日(月)
3級:10月1日(火)~10月31日(木)
2級:11月15日(金)~11月30日(土)
1級:2020年2月11日(日・祝)
受検自体は、WEB受験がメインとなっているようですね。
公式サイトから申し込みができます。
キネマ旬報社公式サイト:https://www.kinejun.com/eigakentei/
難易度に関しては、公式サイト等でも公開されていませんが、
休止前から試験の難易度は変わっていないと思います。
一番難易度の優しい4級は、入門レベルと言われており、
確率では78%~80%程の合格率と言われています。
2級の合格確率は、10%前後と言われており、1級に関しては、
出題範囲が「映画の誕生から現代までの映画史を基に、あらゆる角度からの問題を出題」とかなり広く、
合格難易度は約4~5%程しか合格しておらず、達人レベルと言われています。
まとめ
「映画検定」とは、映画文化の継承に役立ち、娯楽映画から芸術映画までより多くの映画を、
より多くの人たちに見てもらうように。という願いも込められているそうです。
映画好きであれば、映画検定を取得してみるのも、映画業界の発展に協力できるかもしれませんし、
自分の知識を試せる良い機会だと思います!
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